読書をすれば、打率が上がる。
驚くことに気づきました。
読書をすれば、打率が上がった。
大学時代僕は、文学部にも関わらず読書が大嫌いで、大学時代の4年生の夏くらいまで、授業で読まなければいけない本以外には、ホントに大学時代通算で、5本の指におさまるくらいしか本を読んでなかった。
でも、大学4年の秋くらいからは本を月に10冊以上は読んでるし、結構本が好きになった。
彼女にふられてから、その傾向はさらに加速した。本を読んでる間は、あんまり思い出に縛られなくていいし、全てを忘れることが出来るから。本来、本なんか好きな人間じゃないから、いわば『逃げ』以外のなにものでもないんだけど。
まあそんなことはどうでもいいとして、ホントに今日は驚いた。
今日はバッティングセンターに行ったんだけど、大学時代よりも、明らかに打率が上がった。大学時代は、80キロの球を、3割くらいヒット出来るくらいだったんだけど、今日は、80キロの球は4割超えるくらい、100キロの球も、5割までは行かなくとも、4割くらいは打てた。80キロならもちろん、20キロ速い球でさえも、さらに打てるようになっていた。
それは何故か?
明らかに、読書するようになったから、という理由しかなかった。もちろんそれまでバッティングの練習などしていたわけでもなかった。
読書は、すればするほど読む速さが上がってくる。それは、ひとつの文章や、ひとつの単語の固まりを、ひとつの文字のように早く読むことができる分量が増えるから。
『山田太郎』
という単語をはじめ0.2秒で読めるとすれば、読書をすればするほど、たとえば
『山田太郎は、自らのセクスが、萌ゆる小さな芽のような情欲を伴い、豊かな膨らみを得るのを感じた』
というようなちょっと長い文章も、0.2秒で読めるようになるのだ。
速読術で、文章を、絵のように読むべき、という感じの教えがあるけど、それは一理あって、読書すればするほど、その文章を言葉として頭の中で復唱なんかせずに、ざらっと眺めることによってなんとなくその内容を理解することの分量が増えるのである。
この、文章を沢山早く読めるようになるという能力は、言わば『眼力』が増すということであって、細かいとこを見つつ、全体をも見る、というバッティングにおいてとても重要な要素を含んでいるのだ。
『何故だ?普段かすりもしなかった、100キロの球が…見える!!見えるぞーははははは!!』
とたしかに今日思って、実際打率も上がっていたので、この理屈は合ってると思う。
読書をすれば、打率が上がる。
World and Roid のデモ音源をマイスペースで公開しています。
http://www.myspace.com/rkp2japan
デモ曲を1曲から4曲に増やしました。